みなさま 講師の扇一平です。どうぞよろしくお願いいたします。

私は塾長梶原しげる先輩の5年後輩として文化放送に入社いたしました。
かなり前のことです。
当時はラジオの良き時代で好きなことをたくさんやらせてもらいました。
趣味がそのまま仕事につながるというのもアナウンサーです。

誰にも負けない趣味・特技を持っているということは武器になります。
その趣味がプロレベルならもう怖いもん無しです。
好きなものに関して人は説得力を持ちます。
しかし好きだからと喋りすぎては相手に伝わらなくなります。
ここが喋りの難しいところで勉強すべき点ですね。

 

私には4つの趣味があります。
好きになった時期はそれぞれ違いますが、全部今でも趣味であり続けています。
ここにすべてを書くと伝わりませんので小出しにします。

まず…ワンコが大好きで賢い犬に育てるのが趣味です。
この2頭はミニチュアダックスで、右側の茶色の方がアポロ君。
左の薄い色の方がスバル君で共に14歳。
かなり2人ともお爺ちゃんになったので、このようにオープンカーに乗せて歩く場所を決めて散歩しています。
兄弟ではありません。
半年上のアポロ君は穏やかでスローモー、スバル君は活発で以前は公園の滑り台を逆走したり、一本橋を渡ったりのアジリティーが得意でした。
アポロ君はただお座りしてそれを見ているだけ。
性格はまったく違いますが、とても仲良くていつも2人並んで寝ています。

私はこれまで4頭のワンコを飼いましたが、最初はヨークシャーテリアの北斗(雄)。
2番目がラブラドールレトリバーのアルビレオ(雌)。通称アルちゃん。
そしてアルちゃんの最後の半年を一緒に過ごしたのが今のアポロ君でした。
アルちゃんが亡くなったあとアポロ君が寂しそうにしていたのでスバル君がやってきました。

これら愛犬たちの名前は私の別な趣味である星、そして星座にまつわる神話から名付けました。
北斗は北斗七星から、アルビレオははくちょう座のくちばしのβ(ベータ)星で、オレンジ色とマリンブルーに輝く2つの星が重なる全天で一番美しい二重星なのです。

アポロはギリシャ神話の太陽の神。
スバルは日本名ですが牡牛座にある散開星団のプレアデス星団というたくさんの星の集まりで、日本でも昔からこの星の集まりの中からいくつ見えるかで視力の測定に使ったとも言われています。

特に2頭目のアルちゃんはラブラドールレトリバーというとても賢い犬種で犬の調教を勉強し育て上げました。
でも頭が良いだけに幼いときは好奇心旺盛でやんちゃすぎました。
会社に履いていくために高いけど買ってしまった革靴を玄関に置いておいたら、翌朝出かけるときにかかとが無くなってスリッパのようになっていたこともありました。

その後真剣にしつけ、フリスビー、キャッチボール、かくれんぼ、バレーボールなどさまざまな芸ができるようになり、テレビのペット関連の番組から数回取材を受けたこともありました。

アルちゃんは特に実家の湘南海岸が大好きで、かなり沖まで泳いでいき、サーファーと共に波に乗って帰ってくるということで地元サーファーからも人気があったんですよ。

そして私の命の恩人でもありました。
湘南海岸でボールを砂浜から海に投げてアルちゃんが泳いで取ってくるという遊びをしていたとき、アルちゃんがボールを見失いました。
「あそこにあるぞ!」と言っても見つけられません。
ダメだと思い私がズボンの裾をまくり上げ海に入っていくとそこの場所だけ沖に向かって潮の流れが強烈な場所だったのです。
あっという間にズボンごと海に浸かり私は沖へ流され始めました。
服が水を含み身動きが取れないまま肩から顎までの深さまでになりつま先立ちになってしまいました。
私は大声で「アルー!!来い!!」と叫びました。波打ち際にいたアルちゃんは私の声を聞くとこちらに向かって泳いできます。
そしてあっという間に私の元へ。
アルちゃんの首輪をつかみ「戻れ!!」と命じると凄い力で私を引っ張ったままぐいぐい泳ぎ始めました。
そして無事に砂浜に戻ることができたのです。

それ以来ずっとアルちゃんと一緒でした。旅行もワンコと行けるペンション。
オートキャンプにはまったのもこの時期でした。
アルちゃんはリビングでも寝るときもいつも横にいました。
抱きしめて寝ると舐めてくれます。
冬場だと気化熱で寒くなったこともありました。
のびをすると両前足の肉球が私のあばら骨に食い込んでかなり苦しいときもありました。

今回はアルちゃんを中心に書きましたが、すべての愛犬との思い出が自分の人生とオーバーラップして蘇ります。
現在のアポロ君とスバル君とももっと多くの思い出を作っていきたいと願っています。
次の機会には私の人生を支えてくれた別の趣味を書きますね。

 それではオンラインでお会いできることを楽しみにしています。

扇一平でした。