8月11日 朝日新聞「賛否両論」を取り上げる『声』
今回のテーマ【 電話、時代遅れ? 】
まあ読む前から、若者メール派、年寄り電話派、と想像がつくが本当にそうか読んでみました。
案の定、16歳の高校生は「双方の時間 無駄なので電話は不要!」理由のナンバーワンは「急に電話をかけることは相手に失礼」仕事中や勉強中だったりしたら気が散ってしまう。
もし相手が寝ている場合は良い気持ちはしないだろうと、気遣いの人というか、人の顔色を気にして生きる謙虚な若者気質が現れている気もしますね。
この若者のオススメは、人と連絡を取る場合は、あらかじめメールやLINEで用件を送信しておいて、相手に時間ができたら返信してもらうのだそうです。
気の使いすぎて十二指腸潰瘍にでもならないと良いが・・・
一方65歳の女性保育士さんは「風邪で咳き込む状態など電話でしか伝わらないないことがある」と年輩者としての見識を語っています。
若い世代=メール・チャット派 VS 高齢者=電話派
朝日新聞は、この紋切り型でまとめるかと思ったら、そうでも無かった。
86歳女性の「やはり電話は時代遅れだと感じます・・・振り込め詐欺など犯罪の標的になる、耳も遠くなってきたから電話の声も聞きにくい。今はもっぱらMessengerアプリを愛用している・・」とデジタルが苦手で、電話専門の私をビビらせるような事を仰る。
「生電話での声を聞けると安心する」という「電話派の私」も宗旨替えを迫られている気がした。
あなたはメール派?電話派?問いそのものがもう古い??
朝日新聞「賛否両論」を取り上げる『声』
※あらゆる世代が、あらゆるテーマで思いをつづる投稿欄

元文化放送アナウンサー。49歳で東京成徳大学大学院心理学研究科に進学し心理学修士号を取得。精神科クリニックに勤務し、シニア産業カウンセラーとしても活動。英語・北京語も堪能。アナウンサーとカウンセラー両方の経験を元に梶原メソッドを考案。オンライン話し方教室「ツタバナ」を始め、自ら塾長を務める。