悪 夢

(1)嫌な怖ろしい夢、不吉な夢
(2)夢としか思えないような、思い出すのも嫌で怖ろしい現実の例え「まるで悪夢のよう」
悪夢も度が過ぎれば「悪夢障害」と呼ばれ、治療の対象となる「立派な?」病気らしい。

 

「悪夢」とまでは行かないレベルだが若い頃は「嫌な夢」を見ることはたまにあった。

特にアナウンサーに成り立てのころにうなされた典型的な「嫌な夢」は、スタジオで原稿を渡され「マイクの前ですぐ読んで!」と先輩に促され、読もうとしたら、画数の多い細かい漢字が紙面を埋め尽くしていて、どこから何を読んで良いのか、わからず、ウーン、ウンーんと唸るばかりで額から汗がしたたり落ちる・・
なんて夢にうなされ、飛び起きた、なんてこともあった。

 

入社早々のウブな若者は「マイクの前で原稿を読むストレス」にやられていたのだろうか。

あれからウン十年。
面の皮もたっぷり厚くなった古希の私が、久しぶりに同じような夢に襲われたのは、この数日間の、気温35度超え、湿度は50%後半から60%という異常な「高温多湿」のせいかと思われる。

 

「梶さんこれ持って、スタジオ入って、すぐ読み上げて!!さ、早く!!」
急かされてマイクの前に座ったものの、漢詩と古文とギリシャ文字が書き連ねられた原稿をどう読んだら良いのか?!
頭に血が上り、体がわなわな震え、ガラス越しに外を見ると「どうした梶さん、読んで読んで、さあ読んで!」と急かしている。

 

私の息も荒くなって「ハアハア」したところで目が覚めた・・・・

 

〜なんてことがウン十年ぶりに起きても不思議ではない暑い夜。
冷房をケチってエアコンを切ったりしないようにしましょうね・・・