時代

「ウイスキーと昭和のサラリーマン」という新聞記事を懐かしく読んだ。

 

新入社員は「トリス」

その後入社5年目辺りまでは「ホワイト」

係長など役職についたら「角」

課長など中間管理職になったら「オールド」

部長になったら「スペシャルリザーブ」

役員まで上り詰めたら「ロイヤル」

 

「あった、あった!」

 

会社の役職とウイスキーの銘柄のランクを重ね合わせる「しきたり」は、ウン十年前のサラリーマン社会には当たり前のようにあった。

「オレのボトル出して!」

新宿の汚いバーに連れて行ってくれた3つ年上の先輩が、得意げに店のママさんに声をかけて出てきたのが「だるま」とよばれたサントリーオールド。

この先輩、平社員にしては、相当、見栄を張っていたわけだ。
先輩みずから、水割りを作ってくれた時の「どや顔」と濃いめウイスキーの味が忘れられない。

 

自家用車も、そうと決まりがあるわけではなかったが、なんとなく車種と「身分」がシンクロしていた気がする。

平社員はパブリカか、カローラ、中堅社員はマークⅡ、上級管理職はクラウンという感じ。
「いつかはオールド、いつかはクラウン、いつかは高島屋でオーダーした背広上下」呑んだり乗ったり着たりするものが、年功序列っぽかったのが「時代だなあ」と懐かしい。

 

ただそれだけのことですが・・・・