「声枯れ問題」

コロナ禍で、声の不調をうったえる人が増えているそうです。
ウイルスのせいではありません。

 

「声を出す機会の減少」が原因です。
私の喉の調子もイマイチです。
そりゃあそうです。

 

かつては何はともあれ家を出て、仕事先から、友人がとぐろを巻いている酒場に至るまで、1日の多くを、どうでも良いことについて声高にしゃべり立てていたものです。

 

ところが、いまやすっかりお行儀が良くなって、在宅率が極度に高まり、1日を振り返れば、話した相手は愛する妻と飼い犬のレオくんだけ、なんてことも少なくありません。

こんなことでは「声枯れ」を起こしても仕方がありません。

打ち合わせで熱弁を振るうとか、雑踏の中、大声で会話する、居酒屋でくだを巻くなんて機会が一気に無くなりましたからねえ。
マスクで口を覆った人たちも無駄話などせず、街中を足早に通り過ぎてゆきます。

 

もちろんこれが、コロナ禍では正しい作法、あるべき姿ではあります。
とはいえ「喉」「声」という点に関してはあまり良い状況ではありません。
声は、出さないとすぐに衰えるものです。

 

風邪を引いて1日寝込んだ翌日に、声が出にくいのは風邪のせいというより、喉に適切な負荷をかけて声を発しなかったから、というケースが多いものです。
テレワーク空け、出社した朝、最寄り駅で降りた、上司と目が合った瞬間の「おはようございます」の声が、かすれて出にくかった、という体験をお持ちの方もいらっしゃることでしょう。(いないかも知れませんが・・・)

 

「声の細り」に危機感を抱いた私は、ヒマさえあれば、新人アナウンサー時代に暗記させられた「外郎売り」を朗々とうたいあげるようにしています。

 

散歩の友、レオくんも最初は変な顔して振り向いていましたが、今では私の「外郎売りの口上」にウットリした表情さえ浮かべています(??)。

 

何はともあれ、声出しの機会を増やし、喉の、心地よいコンディションをキープしましょうね。