4人の混戦、総裁選告示

女性2人を含む4人が立候補を届け出た自民党の総裁選挙が17日告示されました。

選挙に勝つ=日本の総理大臣になるだけに、各候補とも気合の入った演説や共同記者会見が行われました。
私はきょう一日、自民党本部~議員会館~自民党本部と、候補者たちを追いかけていました。

 

◆注目ポイント、候補者の顔ぶれ
これまでと違って派閥の1本化支持がないこと、3年ぶりに国会議員票と党員票によって争われること、初めて女性2人が立候補したこと。13時から党本部で行われた所見発表(立会演説会)では次の順番で、それぞれの候補が約20分間熱く語りました。

 

◉河野太郎候補58歳【行政改革担当大臣】神奈川15区/当選8回
小泉環境大臣や石破茂元幹事長が支持。
「政治は国民のもの。担当大臣としてワクチン接種に貢献してきたのでコロナ対応を任せてほしい」

◉岸田文雄候補64歳【前政調会長】広島1区/当選9回
甘利明税調会長らが支持。
「今の時代に求められているリーダーは私。原点国民の声を聞く。自民党を若返らせるため党役員の任期1期1年連続3年とする」

◉高市早苗候補60歳【前総務大臣】奈良2区/当選8回
西村経済再生担当大臣や片山さつき議員らが支持。
「アベノミクスの継承、サイバー防御体制急ぐ。美しく成長する国を作る」

◉野田聖子候補61歳【幹事長代行】岐阜1区/当選9回
三原じゅん子厚生労働副大臣らが支持。
「自民党の多様性を示さなければならない。高齢者や障害者、小さきもの、弱きものを守る」

 

◆記者たちの戦い
私たち報道陣は演説会が終わった14時30分頃が戦闘開始なのです。
というのも、候補者以外の支持者の声、いわゆる「ぶら下がり取材」が待っています。
15時からは共同記者会見があるため、約30分間が勝負!演説会が行われた8階の会場から1階に降りてきた議員を捕まえて、感想を聞くことが主なミッションです。
「演説を聞いてどう思ったか?」「総裁選、どんな戦い方をするのか?」〇〇さんの声を撮りたい!という思いがあるのですが、その人がちゃんと捕まえられるとは限りません。
そして党の国会議員全員が会場に姿を見せるわけではないのです。
中には総裁選後の衆議院選挙を見据え、出陣式が終わった午前中に地元の選挙区に帰ってしまった議員もいます。

 

◆支持者の声
そんな中、ぶら下がり取材できた何人かの声です。

・河野さん支持A議員
「4人の中で、一番熱量があった。日頃の問題意識をベースに、デジタル政策など自分の思いを語っていてよかった」

・野田さん支持B議員
「感無量。ギリギリまでかかって今日を迎え、聖子の悲願だった。誇りに思う」

 

写真は東京・永田町の自民党本部前です。

夕方には1階の玄関前に「日本を守る責任」というキャッチフレーズとともに4人の候補者が並んだ赤いポスターが掲げられました。

 

総裁選挙は9月29日。

次の日本のリーダーは誰でしょうか?