梶原しげるです。
10月6日午後、仕事先の 北区王子 に、予定より一時間も早く到着しました。
目的は、大河ドラマ「青天を衝け」のモデルとなった 渋沢栄一 ゆかりの飛鳥山公園を訪れることでした。
四十年も前、抽選に当たって荻窪の六畳一間のアパートから「夢の公団住宅(団地)」に転居したのが 北区王子 でした。
当時は、週に二回の泊まり明け勤務を含む、仕事仕事の毎日で、せっかく移り住んだ、下町情緒豊かな王子の街を満喫しないまま、事情があって、またまた転居と言うこととなってしまいました。
裏町の赤提灯へはちょこちょこ出掛けたりもしましたが、王子の最大の観光ポイント、春の桜、秋の紅葉の光景で名高い飛鳥山公園に、一度も足を向けられ無かったのは、大きな心残りでした。
秋の日差しが心地よい、王子駅前から歩いて30秒のところに、飛鳥山の「頂上」に向けたモノレールがあったなど夢にも思いませんでした。
しかも無料!
しかも、北区出身のスーパースター、寅さん映画でおなじみ、倍賞千恵子さんのガイド(もちろん録音ですが・・)までついています!
ぐんぐん頂上に近づく感じは、香港のビクトリア・ピークへ進むケーブルカーみたい、というのは言い過ぎですが・・・
そして到着した公園の、そこら中に「青天を衝け」という文字と「渋沢栄一」という名前を記したのぼり旗が翻っていました。
大河ドラマのファンや、渋沢翁を敬愛する皆様は、是非一度、ビクトリア・ピーク気分を味わいながら「待ち時間ゼロ」のモノレールに乗って、日本の繁栄の礎を築いたが翁を偲び、激動のあの時代に思いを馳せる!
是非一度訪れてはいかがでしょうか。
なんせ、無料ですから・・・

元文化放送アナウンサー。49歳で東京成徳大学大学院心理学研究科に進学し心理学修士号を取得。精神科クリニックに勤務し、シニア産業カウンセラーとしても活動。英語・北京語も堪能。アナウンサーとカウンセラー両方の経験を元に梶原メソッドを考案。オンライン話し方教室「ツタバナ」を始め、自ら塾長を務める。