梶原しげるです。
新聞をとらないご家庭が増えているようです。
新聞はデジタル版を購読する、または、Yahoo!などネット記事で十分だ、という人も増えているのかも知れません。
この風潮に頭を抱えている人がいます。
新聞社はもちろん、市や区やコミュニティーの公報を折り込み広告のようにして新聞と一緒に届けてもらっていた担当者のみなさんです。
新聞は記事を届けるというだけでなく、ファストフードや美容院や学習塾などチラシ広告や、公報などを「折り込んで」配達されています。
チラシ広告に印刷されている割引券がもらえないからという理由だけで、新聞を取り続けてくれる人はそんなに多くはなさそうです。
まあ、そういう一部のマニアはともかく、手間とお金をかけて「ホットな地域の情報」を各家庭に届けようと、ネタを集め、記事を書き編集をする「公報担当者」は「そろそろ、自分たち自身でポスティングまでやらないと読んでもらえない時代になるのか・・・」と危機感を募らせている、予算の少ないお役所関係者もいる、かも知れません。
新聞は、新聞本体以外に、様々な地域の情報を折り込んでくれていたことをあらためて思い知りました。

元文化放送アナウンサー。49歳で東京成徳大学大学院心理学研究科に進学し心理学修士号を取得。精神科クリニックに勤務し、シニア産業カウンセラーとしても活動。英語・北京語も堪能。アナウンサーとカウンセラー両方の経験を元に梶原メソッドを考案。オンライン話し方教室「ツタバナ」を始め、自ら塾長を務める。