「ガチャ」って何

梶原しげるです。

 

新聞の投稿欄に「親ガチャ」と言わせない国に、という投書がありました。
「親ガチャ」という言葉、私には初耳でした。

 

親が子供に「ガチャガチャ」口喧しいことを言うのか?と思っていましたが、まるで的はづれでした。

 

その中で投稿者は「生まれた子は本人の努力次第で、豊かな人生を選択できるべきなのに、実際には、自分が生まれてきた家の親の経済的豊かさ次第で、自分の暮らしぶりや人生全般まで決まってしまうことを表す言葉」だと記しています。

 

「産まれてくる家や親は選べない」というのが「親ガチャ」の意味だと言うのです。

 

「今更のように言うな!世間の8割は知っているぞ!」と言われそうですが、周囲の人たちがごく当たり前のように使っているのに、自分だけ知らなかったという「言葉の抜け」と言うのはある物です(言い訳ですが・・・・)。

 

親ガチャの前に「ガチャって何?」と言うことになりますが、辞書には「カプセル入りのオモチャの自動販売機。カシャポン、とも、ガチャポンとも言われるようで、「狙った景品を選べない」、子供にとってはちょっとしたギャンブル性のある運試しを楽しめるゲームのようなもののようですね。

ガチャポンで「ハズレを引いた」子供は、それなりにがっかりすることでしょうが、自分が産まれてくる時「裕福な親」を引き当てることと、「生きるだけで汲々としている貧しい親」から産まれる。
これも一種の「賭け」みたいなもので、子供が親を選ぶことはできません。

 

たまたま良い籤を引いた子供は蝶よ花よと贅沢三昧に暮らすこともできますが、悪い籤を引くと、生涯豊かさとは縁のない生活を強いられる、となると、なんとも理不尽だ、と投稿者は訴え「親ガチャ、と言う言葉を使わせないで済む国になってほしい、どの子にも平等なチャンスの与えられる、格差のない国になって欲しい」と言う意図で「親ガチャと言わせない国へ」と訴えていたと知りました。

 

「親ガチャ」なんとも切ない言葉ですねえ・・・