「雑談」が苦手な人の悩み

梶原しげるです。

 

仕事の話は問題なくこなせるのに、仕事とは直接関係ない「どうでもいい話」に付き合うのが「苦痛だ」と訴える、30代前半の男性から相談を受けたことがあります。

 

「仕事の話は、会社という組織を背負ったプレッシャーのかかる行為で気が重い」と感じる人が大半かと思ったら、そうでもなく、これといった目的のない「雑談の方が厄介だ」と悩む人が、実は意外に多いものです。

 

仕事を始めとする「目的を持った公的な会話」は、「その場限りの行き当たりばったりで済ます」というケースはあまりなく、普通は、話す内容、伝える中身をあらかじめ整理し、吟味しておくのが普通です。

 

事前に、自分なりの段取りを考えておいたり、アピールするポイントや、相手に刺さる決め言葉まで用意して商談に臨む、なんてことも可能です。

 

ところが「雑談」は目的も、テーマも、話の流れも、あらかじめ決めておく、ということはありません。

 

「台本」めいたものを想定して「雑談」を準備しても、その場の「空気」、相手の「ノリ」など「計算外の展開」には、「考え抜いた雑談ネタ」が、必ずしも場にふさわしい、自然なやりとり、穏やかな談笑、共感的な会話とはならず、逆に、場違いで退屈なやりとりに「うんざり」と思われる可能性があります。

 

というわけで、「雑談」は「雑な会話」ではなく「アドリブ対応力」が求められる「高度な会話技」ですから世間の多くの人は「実は、雑談が苦手、雑談は厄介だ」と感じているのです。

 

とはいえ「苦手だから雑談が始まったら、その場を立ち去る」というわけにもいきません。

 

「雑談の良し悪し」で「本筋」の「商談」が上手く前に進むか、つぶれるかに関わるのですから、「雑談」となった途端に「緊張が走る」という人がいても、全くおかしい話ではありません。

 

 

「雑談」が苦手で…という方への解決策は!

次回につづく

 

 

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