【ツタバナ】講師の鈴木寛子です。
プレゼンテーションを是非マスターしたいと思うなら、
「まずあいさつをしてみましょう!」と、申し上げることにしています。
挨拶・・そんなの簡単と思われるかもしれませんが、本当にやってますか?
お友達や仲間内で気軽にタメ口をきくことではありませんよ。
知らない人に明るく大きな声で声をかけるんですよ。
例えば、
ゴミを捨てにいって顔を合わせたお隣さんに「おはようございます」、
スクールバスの運転手さんに「ありがとうございました」、
誰かにぶつかったら「ごめんなさい」、
混み合った電車から降りる時「すみませーん、おりまーす」と、
声に出して言ってみましょう。
それもできるだけ大きな声ではっきりと。
プレゼンテーションの論理ややり方を書いた書物はたくさん出ていますが、根本的なところを誰も指摘してくれません。
普段、貝のように口を閉ざしてる人が、いきなり人前でしゃべったり、自分の意見を述べて相手を説得できるわけないでしょ!
えーっ挨拶なんて、当たり前過ぎて・・と思われるかもしれませんが、これが意外に難しいんです。
そして挨拶も出来ないようでは、おしゃべりは上達しません。
「うそーっ」「それってやばくない?」「まじっすか」じゃなくて、普通の日本語の挨拶・・・・
「おはようございます」「こんにちわ」「失礼します」「ごめんなさい」「ありがとう」「どういたしまして」etc. etc.
まことに短いセンテンスです。
でも知らない人にはっきりとものを言うのは、はじめなかなか勇気の要るものです。
やってみてください。
そしてこういう言葉が反射神経的に口をついて出るよう心がけましょう。
プレゼンはここからスタートです。

ツタバナ講師。元文化放送アナウンサー、現文化放送A&Gアカデミー講師。DJ、朗読、ナレーション、ニュース、取材、インタビュー、司会、CM、また交通情報など様々な仕事を経験。声優志望の若者や大学生の指導や台湾やウズベキスタンへ“楽しい日本語”の講習も行う。モットーは「まず大きな声で挨拶からはじめよう!」