梶原しげるです。
ツタバナがお勧めする「話し方のお悩み」とその「解決策」
これは、ツタバナの「非公式テキスト」ですが、「話し方に関するお悩み」に「解決策を与える」というシンプルな形を取りました。
「悩み」→「解決」と、超シンプルにQ&Aとしました。
ツタバナの「話し方」に必須な7つの技をより分かり易く示しました。
ご自分の話し方の「悩み」「弱み」をイメージしつつご活用ください。
困りごと1:声が小さい、擦れて弱々しい、長くしゃべると声帯が枯れて痛い。
解決法?
自然な呼吸が胸を通り抜け、胸、顔面、肩、腹を音響版にして
響かせる発声を学ぶ。
声を体に響かせるには言葉のスピードを緩めて自分の出した声
を自分の体の各所に響かせるよう努力する。
響く音は「颯爽とした元気な、押し出しの強いキャラクター」
との印象を与える。
困りごと2:舌が回らず子供っぽい、拙い発音や、もごもご、くぐもった暗い発音になる。
解決法?
ツタバナレッスンで必ず行う、舌を倍速で素早く確実に動かす
ための㊙「滑舌練習」を「血のにじむまで」繰り返す。
滑らかな滑舌は明るいキャラクターを印象付ける!
困り事3:声に出して読もうとすると、一本調子、無味乾燥、ショボくなリ自分でも退屈する。
解決法?
聴いてくれる人を前にして、又はイメージして「読み聞かせる」
ように相手が心地よくなるようなスピードとリズムで語りかけ、
訴えかけてみてください。
届きますよ!
困り事4:気まずい会話!無言な瞬間が何度も出て、話は一向に弾まない、居心地悪い・・
解決法?
自分が上手に話そうとする前に、相手への「無理矢理な好奇心」
を向け、質問を繰り返し返ってきた言葉に「え?!いいですね」
「スゴい!」と褒め(コンプリメント)を繰り返す。
「自分が話す」というより「相手が気分よく話す」ために「上手
な疑問」を繰り出すのが胆!
困り事5:避けたいスピーチ。声も体も震えて、その場から逃げ去りたくなる。
解決法?
話す内容を「暗記」しようと頑張りすぎない。
大きな字で書いたメモを演台やテーブルにおいて、大事なコメン
トは字を大きくしたり赤字にしたりして堂々と読む。
大勢の人を前にしていても、話す相手は「皆さん」ではなく観客
の中でも知った人、優しい目で見てくれている人「この人」「あ
のひと」と頼りになる「怖そうでない人物」に向けて、一対一の
話のように話すと、比較的上がらない。
困りごと6:自分をアピールするなんて考えを捨てる。
解決法?
自分が推す、企画、アイデア、商品、を「自分が使って、こんなに
良かった。
「薦めた人がこんなに喜んだ」「これがあなたの元に届けばあな
たはこんなに得をする」など自分が推す、企画、商品等々があな
たの生活を、人生を豊にするんですよ!と聴衆の「楽しい近未来」
を熱く語ればそれで良い。
ジャパネット方式ですね。
困りごと7:場を仕切るなんて無理無理!その気も無いのに思いっきり「ヨイショ」して紹介したり、そういう白々しいことはしたくない!
解決法?
司会とはすなわち「ヨイショ役」だと観念して、「美点・長所」を
無理やり探して紹介コメントに代えて伝えるのはインチキな気もす
るが、言われた方は案外喜んでくれたりするから使わない手はない。
そう考えれば「司会」もそんなに辛くない。
「話すこと」とは「心地よさをギブすること」と同意語だ、と、心得ましょう。
そして「心地よい話」こそが一番良く、相手に「伝わる話」=ツタバナなのです。

元文化放送アナウンサー。49歳で東京成徳大学大学院心理学研究科に進学し心理学修士号を取得。精神科クリニックに勤務し、シニア産業カウンセラーとしても活動。英語・北京語も堪能。アナウンサーとカウンセラー両方の経験を元に梶原メソッドを考案。オンライン話し方教室「ツタバナ」を始め、自ら塾長を務める。