「声に出して読んでみよう」

こんにちは。
ツタバナ講師の鈴木寛子です。

 

少し前、「声に出して読みたい日本語」という本が流行ったことがありました。
日本の名文や有名なセリフなどを黙読ではなく、声に出して読もうという本です。

 

この頃は、子供たちへの読み聞かせや、目の不自由な方への対面朗読なども盛んですね。

 

でも、日頃家にこもりがちな方や、人と話すことが苦手という方もいらっしゃると思います。
そういう方に、毎日少しだけ声を出してみませんか?という提案です。

 

お腹から声を出すことは、健康上も精神的にもとても良いことだと考えるからです。
梶原塾長も書いていますが、”ノドを甘やかすな、声を鍛えろ”ということです。
口を閉ざしていると、次第に声は小さく枯れてきますし、顔の表情も乏しくなってくるものです。
声の筋トレとまではいかなくても、ラジオ体操ぐらいは日々やった方がいいと考えます。

 

さて、では何を読むか?ということです。

 

ご自身の愛読書でも童話でも回覧板でもなんでも構わないと思いますが、
私は毎日配達される新聞の連載小説を読むことにしています。
もちろん新聞の論説や記事を音読なさっていらっしゃる方も多いかと思いますが、
連載小説はそこまで難しい漢字や言い回しがなく、普通の話し言葉で書かれていることが多いものです。
だから読みやすいのと、長さがちょうどいいのです。
中にはセリフも出てきますから、役者になったつもりで、いろんな声や言い方で表現してみるのも面白いですよ。

 

さらに連載ですから、明日はどうなる?の興味もそそられ、毎日続けるにはもってこいです。

 

最近は新聞をとっていらっしゃらない方も多いので、どなたにもとはオススメできませんが・・
よかったら朝刊、夕刊から好きな作家や読みやすそうな小説を選んで、お試しください。

 

もっとも、昔、日本経済新聞に連載されていた渡辺淳一さんの「失楽園」は、
とても面白く次の日が楽しみな小説でしたが、かなりきわどい文章は、
声に出して読むにはいささかはばかられましたけど・・!?