梶原しげる直伝!Zoom 会議の話し方・コミュニケーション術

皆さんこんにちは。
「ツタバナ」塾長の梶原しげるです。

 

「ツタバナ」はオンラインレッスンですから、最近は Zoomミーティングの機会がかなり増えました。
企業でも Zoom 会議や商談が当たり前になり、学生さんにとっては、オンライン面接が基本のようです。

私自身、Zoom を使っていると、色々なことが気になります。

• オンライン中の目線はどこに合わせれば良いのか?
• ジェスチャーは大げさな方が良い?
• 声のトーンや抑揚はどうするべきか?

これは、「ツタバナ」の生徒の皆さんも疑問に感じていることのようです。

 

そこで今回は、Zoomなどで行うオンラインミーティングでの話し方・コミュニケーションのコツについて、特に、自分の意見を相手にわかりやすく伝えるためのコツについて、書かせていただきます。

 

梶原しげる直伝!Zoom 会議の話し方・コミュニケーション術

【目次】
1)オンラインでの会話は、リアルより難しい

2)オンラインで伝わる話し方

  2-1:発声の仕方
  2-2:メリハリ・抑揚のつけ方
  2-3:“生”の会話以上に「聴くこと」に集中しよう!
  2-4:話すスピードはどのくらいが適切か?
  2-5:相手に話す内容をしっかりと理解してもらうためには?

3)目線・表情・リアクションも大切

  3-1:Zoom 会議で目線はどうする?
  3-2:Zoom 会議でつい忘れがちな「表情」
  3-3:Zoom 会議のリアクション:ジェスチャーは大切だが大げさは NG?

4)まとめ

 

1)オンラインでの会話は、リアルより難しい

さっそく本題に…と思いましたが、まずはその前に、リアルなコミュニケーションとオンラインの違いを簡単に整理しておきましょう。

リアル(対面)での会話では問題にならないのに、オンライン越しの会話で厄介なのは、
 ごくわずかではありますがいまだに感じる『ディレイ(音の到達遅れ・音のズレ)の問題】

この違いが、Zoom 会議などオンラインのコミュニケーションを難しくしています。

ニュースなどで、日本の TV スタジオと海外からレポートする特派員が会話するところを思い出してください。
スタジオのキャスターからの質問に、1~2秒遅れて答える「特派員の姿」をご覧になった方も多いと思います。

あれから比べるとオフィスのリモートワークで使われている「オンラインの会話」の精度はどんどん上がっている印象です。

とはいえオンライン会話にも、「多少のディレイはある!」と覚悟しておくべきです。

会話を交わす同士の声が、いちいちぶつかり、そのうち双方がイライラし始める!なんてこともなくはない話で、それを避けるためには、まず顔の動きで大きくうなずいた後、「うんうん」「そうですねえ」と声を添えるようなことをやれば、声と声がぶつかる気まずさから逃れられます。

オンライン会話のベテランはみんなやっている、ちょっとしたテクニック、あなたも一度おつかいになってはいかがでしょうか。

それでは、どうすればオンラインで自分の意見を相手に伝えることができるのか?
具体的なテクニックをご説明いたします。

 

まずは話し方のテクニックから。

 

2)オンラインで伝わる話し方

2-1:発声の仕方

目の前の “生” の人間同士の会話なら、多少もぐもぐ話しても、「ぎゃは!」と、突然大きな声を出されても、機械より数倍優秀な「生の耳」が瞬時に、声の強弱を修正して聴きやすくしてくれていますが、オンラインではまだそこまでいっていません。

オンライン会議は、マイクとスピーカーを経由した会話になり、生声ではなくすでに機械処理された音声で伝わり、さらに多少のディレイ(音の到達遅れ・音のズレ)が生じます。

その為、声が聞き取りにくくなってしまいます。

これを防ぐためには、対面の会話に比べ、「相手が誤解なく聞き取りやすいように伝えるんだ!」という心構えと、「話す相手が聞き取りやすい発声」「歯切れのよい明瞭な滑舌」「大事なワードはゆっくりと」「メリハリ・抑揚をつける」など、人間同士の生の会話以上に「話し方の基本」が求められます。


オンラインで話す場合は、“生” の会話の数倍もの「伝えたい!!」という知恵と努力が求められます。

すなわち、「発声」「滑舌」「メリハリ」「抑揚」は、オンライン会話で必須のテクニックと心得ましょう。

【発声のポイント】

例えば、私が放送前・レッスン開始前に欠かさず行っているのが、
スタッカートのように発声しながら

「あ・え・い・う・え・お・あ・お」
「か・け・き・く・け・こ・か・こ」
「た・て・ち・つ・て・と・た・と」
「な・ね・に・ぬ・ね・の・な・の」
「は・へ・ひ・ふ・へ・ほ・は・ほ」
「ま・め・み・む・め・も・ま・も」
「や・え・い・ゆ・え・よ・や・よ」
「ら・れ・り・る・れ・ろ・ら・ろ」
「わ・え・い・う・え・お・わ・お」

【変則五十音/段落一】の発声練習です。
https://twitter.com/shigerukajiwara/status/1499232519413448707?s=11&t=zAoJ0yHxEJi0InWH9P5kyQ

この変則五十音がマスターできれば、オンライン会議でのあなたの言葉はぐっと聞き取りやすくなります。

 

2-2:メリハリ・抑揚のつけ方

また、オンラインで聞き取りやすい話し方として、メリハリをはっきりさせ、抑揚をつけて話すことが肝心です。
そうすることで、会話に強弱ができ、話を聞く側も話に集中できます。
ただ、日常生活では、あまりメリハリをつけて話す機会もありませんから、これにはちょっとした練習が必要です。

【言葉の一音目をしっかりと出す!】

例えば:じめまして。タバナ講師の 原しげるです。

これだけでも、かなり聞き取りやすくなります。

また、抑揚も、普段の会話ではあまり意識しません。

抑揚をつけた話し方は、以下のようなことを意識することで改善できます。

・『声の強弱』
・『間を入れる』
・『話す速さ』
・『言葉に合わせた動作』

 

2-3:“生” の会話以上に「聴くこと」に集中しましょう!

就職や、転職でのオンライン面接では「話す」より「聴く」を大事にしましょう。
自分と面接官の声が被って、気まずい思いをさせたりしたりすることは賢明ではありません。

声のぶつかりは是非避けたいモノです。

そのためにも面接官など話しに耳を傾けるのと同時に、相手の表情を穏やかな表情でさりげなくチェック。
「あ、今何かを話そうとしているんだ」と思ったら、あえて「声」を出さずに表情で「お話聴いてますよ、しっかり受け止めてますよ」と、パソコンの上真ん中にある小さなカメラにむけて軽くうなずくのも「あなたの話に興味がありますよ」というポジティブな信号を発するための有効なテクニックです。

とはいえ、 PC のカメラをジッと見つめて話すと、聴き手に良からぬプレッシャーを与える可能性もありますので、眼鏡店で検眼しているときのような、カメラをにらみつけるような感じはかえって、悪い印象を与えてしまうこともあります。

「聴くことに集中するため」といいながらも「ええ、ええ、はい、はい、わー、そうなんですねえ、いいですねえ、そうでしたか・すごいですねえ、」と忙しなく、わざとらしい返答を連射するより、表情で「しっかり聴いています興味があります」というメッセージを伝える方が効果的です。

こんな風に「非言語情報」を活かせるのもオンライン会話の利点です。

 

2-4:話すスピードはどのくらいが適切か?

普段会話されている時に、あまり気にしないことが多いかもしれませんが、話すスピードも聞き取りやすさや、話し手の印象に影響を与えます。

オンラインでは、直接の会話でなく、PC 経由の会話ですから、音の遅れ、不自然な間が生じることがあります。
それにより両者の言葉がぶつかったり重なったりすると、互いにストレスを感じ、気持ちの良い会話が進まない懸念もあります。

質問するときも、いきなり聞き出すようにするより「一つお伺いしたいのですがよろしいでしょうか?」など、語句軽い前振りを質問の前に付けて、「気配りを見せる」のも相手との会話をスムーズにする事になります。

ただ、ミーティングが白熱すると、こういったことは意識しづらくなります。

自分の話すスピードをコントロールする場合、方法はいろいろありますが、オンラインでは、以下の方法が簡単でお勧めです。

話すスピードは、早口でもなく、ゆっくりでもなく、急」をつけると効果的になり、聞き手側もリズムよく退屈せずに聞くことができ、その言葉の重要性が伝わるでしょう。


ぜひ、試してみくださいね。

 

2-5:相手に話す内容をしっかりと理解してもらうためには?

ここまで、Zoom 会議などオンラインで話す時、相手に話す内容をしっかりと理解してもらうための話し方を簡単に説明してきました。
ただ、オンラインに限らず、コミュニケーションで大切なことは、「心のありようの大切さ」
「楽しみたい、楽しんでもらいたい」という、「思い」が大切です。

話し方のテクニックも重要ですが、その点も忘れないようにしてください。

さて、ここまでは「話し方」に注目して説明してきましたが、Zoom 会議などオンラインのミーティングでは、話し方以外の要素、目線や表情、リアクションもとても大切です。

 

ここから、「話し方」以外の要素についても、書かせていただきます。

 

3)目線・表情・リアクションも大切

3-1:Zoom 会議で目線はどうする?

最近、自分でもオンラインでのミーティングが増えてきており、かなり気になるのが、この「目線」です。

通常、リアルで話す時には、「相手の目を見る」ことが大切と我々は教わってきたわけですが、モニター越しの相手のどこを見るべきなのか?

これは、かなり気になるポイントです。

一番気になるのが、オンラインの場合、画面とカメラの位置が異なることでしょうか。

画面の中の相手に向かって話していると、相手のモニターに映る自分の目線はカメラからズレます。

かといって、カメラに向かって目線を向け続けるのも違和感を感じます。
また、モニターからまっすぐ見つめられるのも、相手にとっては妙なプレッシャーに感じられるでしょう。

Zoom 会議の目線の置き方については、パソコン画面上には、あなたの頭のてっぺんから、喉仏の辺りが大写しとなっています。

眉、目、鼻、口などのちょっとした動きが画面上には、思った以上に「大きな動き」と感じられます。


力んだり、脱力したりといった、体全体を見ているときには、さほど気にならない動きが、見る側には「おおげさ」な「わざとらしさ」として見えてしまいます。


カメラを直視すると「怖い表情に見える」恐れもありますので、注意しましょう!

 

3-2:Zoom 会議でつい忘れがちな「表情」

Zoom でミーティングをしていて気になる要素に「表情」があります。

リアルで話していると、

相手がこちらの話に興味を持っているのか?
それとも関心が無いのか?楽しんでいるのか?
それともイライラしているのか?

そういった微妙な感情の起伏を感じ取ることができます。

しかし、モニター越しに見ていると、どうしても、表情から相手の感情をつかみ取ることが難しくなりがちです。

これは、相手にとっても同じで、モニターに写る互いの顔が、まるで、能面のような無表情で言葉を交わし合っている、なんて印象を受けがちです。

これを避ける意味でも、Zoom 会議の際は、軽く微笑んだ、「円満な表情」をキープするのが無難です。

こうすることで、普段リアルで話しているのと近い感じを作り出せます。


ぜひ、お試しください。

 

3-3:Zoom 会議のリアクション・ジェスチャーは大切だが大げさは NG?

最後に、画面越しの「リアクション」についてです。

リアルな会話では、自然な感じの身振り手振りは大変好ましいことですが、オンラインでもそれは同じです。

ただ、リアルと画面の中では、受け取り側の印象がかなり違います。

また、ジェスチャーはとても大切な要素ですが、オンラインでは、画面が狭くかなりアップに写っていますので、動きが大げさすぎたり、急に早い動きをすると、動きが大きくなりすぎ、相手に余計なプレッシャーを与えることもありますので、ご注意ください。

手や指を使って、大きさを表現するような場合も、画面からはみださぬよう、自然でコンパクトな動きを心がけましょう。

 

4)まとめ

今回は Zoom 会議などオンラインミーティングでの「話し方」や身振り手振りのコツを書かせていただきました。

会議や商談などで、自分の意見を相手にしっかりと理解してもらうためには、ちょっとした細かな心遣いで、かなり結果が異なります。


もちろん、服装やパソコン・カメラの設置位置などにも気を配りたいものです。

折を見て、自分と相手を2画面で並べて、自分と相手の表情・仕草をチェックすることで、会話が順調に進んでいるかどうかを確認できます。

コロナ禍でテレワークが当たり前になり、オンライン会議の機会も増えたことと思いますが、ぜひ、参考にしてください。


もし、自信がない…という方は、無料ですので、ツタバナの体験レッスンへどうぞ。

皆さんオンライン会議のカメラの位置が気になる方はぜひこちらもお読みください。

 

⇒ 就活オンライン面接の意外なうっかり

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