梶原しげるです。
【スピーチ】や【プレゼン】など、ビジネス会話に限らず、人と話をする時、一番大切なのは何でしょうか?
最初に結論から話し始める?
序論→本論→結論という具合に論理的に話を進める?
もちろんそれも大事でしょうが、気にかけたいのは「癖言葉」と「声の出し方」です。
人の話を聞く立場からすると、話が論理的に組み立てられている、という前に「心地よく聞ける声」というのが聴き手にとって最もありがたいものです。
早い話が「聴きやすい声」で話す人の話は、それだけで「聴いてみよう!」と思ってもらえます。
「聴きやすい声」とは、
【声が大きすぎない】
【小さすぎない】
【高すぎない】
【低すぎない】
【速すぎない】
【遅すぎない】
【発する一言一言に張りがある】
【言葉と言葉の間に、適切な間(ま)を設ける】
聴き手が言葉を受け取りやすく配慮して発する声のことを言います。
一方で「聴き取りにくい声」とは、
「ボソボソ」と独り言をつぶやいているような【貧弱な声】
【いつ呼吸しているのかわからないほどの早口】で、
おまけに「キンキン」と声を張り上げ、かんに障るほどやかましかったりすると、
そんな声を1時間近くも聴かされるのは拷問みたいなことになります。
【癖言葉】にもイライラさせられますね。
【えっとですねえ〜】
【あのですねえ〜いわゆるですねえ〜】
【言ってみれば、まさに、なんと、あ〜え〜】
【まあ〜その〜】
とノイズだらけだったりすると、聴く気を喪失してしまいますよね。
また、聴き手が目の前にいることを忘れたかのように、観客の反応を一切気にせず、ひたすら演台に用意した原稿を、まるでお経のように読み上げるなんて酷い人もいなくはありません。
「いるよね、そういう声や、話し方に無頓着な人って」などと仰るあなた、
ご自分の「人前での話しぶり」を客観的に見たことはありますか?
【スピーチ】や【プレゼン】、【会議の司会】を務めるときなど、人前で話すチャンスがあったら、テーブルや演台にスマホを立てて自分のしゃべりを録画して後でじっくり、こっそり、家に帰って再生してみてはいかがでしょうか。
「えー!おれって、こんな風にしゃべってた?まじかよ・・・」
最低2〜3日は落ち込むことになりそうですが、その苦しみを乗り越えて日々精進を重ねれば、必ずや、あなたには、優秀な話し手への道が開かれることになるのです。
20余名のツタバナ講師は、そんなあなたを、手取り足取りサポートしていきます!
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元文化放送アナウンサー。49歳で東京成徳大学大学院心理学研究科に進学し心理学修士号を取得。精神科クリニックに勤務し、シニア産業カウンセラーとしても活動。英語・北京語も堪能。アナウンサーとカウンセラー両方の経験を元に梶原メソッドを考案。オンライン話し方教室「ツタバナ」を始め、自ら塾長を務める。