人と会話していて話が続かない…そんな時の対処法

皆さんこんにちは!
オンライン話し方教室「ツタバナ」塾長の梶原しげるです。

最近、ツタバナの受講生の方から、

話がなかなか続かなくて…

という相談を受けました。

初めて会う方や、あまり親しくない人と話す時など、会話の際に、話が続かなくなる経験、多くの方がされていると思います。

個人的には、話す相手に興味を持って観察していれば、話のネタはいくらでも湧いてくると思っています。
ただ、そうは言っても…ということかと思いますので、今回は、私が実践している、会話を続けるコツを書かせていただきます。

人と会話していて話が続かない…そんな時の対処法

【目次】
1)話し相手は話題の「サイン」を出している
2)話し相手に興味を持って観察する
3)YES/NOで答えられる質問をする
4)自分が居る身の回りのものについて話す
5)まったく聞いたことのない話が出たら食いつく
6)まとめ:興味を持って観察することが重要

 

1)話し相手は話題の「サイン」を出している

まず、大前提なのですが、話を続ける上で、無理にネタを考える必要はないと私は考えています。

1対1の会話にしても、多人数の会話にしても、話をするには相手の存在が必要です。
自分以外の存在がそこに居る訳ですから、無理にネタを見つけなくても、その相手から、いくらでもネタは引き出せます。

服装や髪型、持ち物、靴、時計やアクセサリー…など、その方が身につけている物は、その方が意図している/していないに関わらず、その方が選んだものです。
そこには選んだ理由があるはずで、絶好の話のネタ。

「その時計、素敵ですね」
「あれ?その鞄、○○○○○のですか?」
「今日は眼鏡なんですね…じゃ、普段はコンタクト?」

などなど、ちょっとした話のキッカケになります。
相手も、それを好きで身につけてれば、たいてい、そこから話が広がります。

コツは、話しかける際に、ちょっと褒める感じで行くことです。
自分が身につけている物を褒められて悪い気がする人はそうそう居ません。

相手が気持ち良く話し始めれば、あとは聞き手に回れば話が続いていきます。

もちろん、日本人の場合、相手から褒められると逆に謙遜してしまう方も多いです。

「確かに○○○○○ですけど、一番安いやつですから…」

のように、否定する形の返答が来るケースが良くあります。

ただ、これも「いえいえそんなことはないですよ…」と話を続けるチャンスです。
そこから、相手が話に乗って来ればラッキーですし、その物についての話題が広がらなくても、「いえいえ」「そんなことはないですよ」というやり取りを繰り返すだけでも、お互いに徐々に打ち解けていきます。

話す相手は、いくらでも話題の「サイン」を出しているものです。
ようは、こちら側が相手の出している話題の「サイン」に気が付かないだけのことが多いでしょう。

2)話し相手に興味を持って観察する

では、なぜ、話題の「サイン」に気が付かないのか?
その原因の一つには、自分に余裕が無いから…ということがあるでしょう。

初めての方や、あまり親しくない方と話す時、たいていの方は緊張します。
緊張すると、人は余裕を失い、せっかく、目の前の話し相手が出している話題の「サイン」を見落としてしまいます。

この話をすると驚かれるのですが、私も、人と話す時や、講演会などで人前に出る際には、緊張します。
緊張のあまり、失敗した経験も数多くあります。

今では、ある程度緊張をコントロールできるようになり、相手の「サイン」を見つける余裕をもって、会話をできます。
(緊張を和らげる方法については、過去にブログ記事にしましたので、そちらを参照してください
「人と話す時に緊張してしまう」緊張を上手に緩和する方法?

もう1つの原因として、話し相手を観察していない…ということがあります。

そもそも余裕を失うと相手を観察できなくなってしまいます。
ただ、余裕があっても、案外、人は他の人を見ているようで、見ていません。

話す相手に対し、興味を持って観察する。
それだけでも、かなり話のネタを拾えると思いますので、心掛けてみてください。

3)YES/NOで答えられる質問をする

最初に話しかける時の内容も、その後、話が続くか/続かないかに大きな影響を与えます。

最初に話しかける内容としては、

YES/NOで答えられる質問をする

ことがお勧めです。

それも、なるべく簡単な質問、例えば「天気」などの質問が良いでしょう。

「今日はいい天気ですね」
「そうですね」
「天気予報が当たりましたね」
「そうなんですか?」
「ここのところ、外れてばっかりでしたが…」

といった感じで、会話のキャッチボールに持って行けます。
もちろん、「そうですね」への答えは、

「私は、今日みたいな天気が好きです。あなたはどうですか?」

といったものでも、何でも良いでしょう。
ここは、内容よりも、会話を続けることで、相手と打ち解けることが重要です。

また、

「今日はいい天気ですね」
「でも、暑くなりそうですね」

といった感じで否定の答えが返ってきた場合も、

「暑いのお嫌いですか?」
「最高気温は〇〇度らしいですよ」

のように、そこから話を続けることが可能です。

肯定でも否定でも、相手が簡単に返せる質問にすることで、他愛もない会話を続けることが可能です。
逆に、一言で答えられないような質問をしてしまうと、最悪、そこで相手が沈黙してしまい、話が続きません。

4)自分が居る身の回りのものについて話す

  • 相手を観察しても話のネタが見つけられない
  • 簡単に「YES/NOで答えられる質問」を思いつかない

そのような場合は、今、自分が居る身の回りのものについて、話す方法も有効です。

屋内であれば、部屋の様子や、座っているイスについて、話すのが良いでしょう。
もし、相手の会社に行ったのであれば、受付の方の話題や、エレベーターの話題ができます。

場合によっては、そこに行くまでの最寄り駅や、周囲のビルなどの話でも良いでしょう。

「この部屋、天井が高いですね」
「このイス、座り心地が良いですね」
「受付の方、仕事ができそうな方が並んでいて緊張しました」

など、目に付いたものを話すようにしてみましょう。

そこが相手の用意した場所であれば、すこし褒める感じで話せば、そこから話題が広がって行きやすいでしょう。

ここもポイントは観察です。
話す相手や、自分が居る場所など、よくよく観察して、話のネタを見つけるようにしましょう。

5)まったく聞いたことのない話が出たら食いつく

相手と話を続ける上で、こちらから何か話題を提供し続けなければならない、と思われる方も居ます。
ただ、相手がどんどん話してくれるなら、こちらは合いの手を入れているだけでも、話は続きます。

相手と話している間に、自分がまったく知らない、聞いたことが無い話が出てくれば、ラッキーです。
その話題に食いついて、聞き手に回りましょう。

自分の知らないことなので、感じたままに質問すれば、後は相手が話してくれます。
そのまま話を聞いていれば、自然に、会話は続いていきます。

6)まとめ:興味を持って観察することが重要

今回は「話が続かない」時の対処法を書かせていただきました。

実は気が付かないだけで、話のネタはたくさん転がっています。
話す相手や、場所など、興味を持って観察することで、それらのネタを拾うことが重要です。

ただ、難しく考える必要はありません。
初めて会う方や、あまり親しくない方との会話では、会話の中身よりも、まずは打ち解けることが最優先です。

中味の会話でも、言葉のキャッチボールを繰り返すことで、徐々に打ち解けていきます。
より詳しい話は、打ち解けてからで十分です。

昔から、困ったら天気の話をする…と言われますが、あながち間違っていないと思います。

 

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