「語尾上げ」は良くない印象?気を付けたい話し方

皆さんこんにちは!
オンライン話し方教室「ツタバナ」塾長の梶原しげるです。

話し方の癖は、自分ではなかなか気が付かないものです。
自分の話し方が、知らず知らずの内に、相手に不快な思いをさせていることがあるかもしれません。

最近も、会社で営業トークの際に語尾が上がると指摘された方が相談に見えました。

本人は全くその意識はなかったのですが、確かに語尾が上がる話し方です。
これでは、営業トークなどでも、相手の信頼は得ずらいでしょう。

そこで、今回は「語尾上げ」問題について書かせていただきます。

「語尾上げ」は良くない印象?気を付けたい話し方

【目次】
1)語尾上げ言葉は印象が良くない?
2)「じゃないですか」ってそうなんですか?
3)なぜ語尾上げするのか?
4)語尾を直すには強い意志が必要
5)まとめ:興味を持って観察することが重要

 

1)語尾上げ言葉は印象が良くない?

結論から言えば、語尾を上げる話し方は、印象が良くないです。
特に、営業トークや、重要な会議、何かを訴えるような時など、語尾上げ言葉は、相手の信用を失う可能性が高いと言えます。

人は、何か物事を断定して話す時や、自分の発言に責任を持っている場合は、語尾を下げます。

逆に、語尾を上げる言い方は、相手に質問している風にも受け取られ、話の内容や決定を相手に委ねる気持ちの表れとも言えます。
自分自身の話に対し、自信が無かったり、自分の話に責任を取りたくなかったり、そのような場合、語尾が上がります。

つまり、語尾上げ言葉は、相手に、「自信がない」「責任感がない」「優柔不断だ」といった印象を与える可能性が高いです。

自分自身ではそのように意識していないのに、自然に語尾上げになってしまう場合(それがクセ、話し方のスタイルになっている場合)は、早目に直した方が良いでしょう。
その話し方に意味があるのであれば良いですが、単なる話し方の癖で語尾が上がっている…といのであれば、猶更です。

特に、営業やプレゼンなど、相手を説得する必要がある場合は、語尾上げ言葉は相手の信用を失う可能性が高いのでお勧めしません。

2)「じゃないですか」ってそうなんですか?

語尾上げ言葉の中でも、最近、人と話していて特に気になる言葉が、

「~じゃないですか」

という語尾です。

「今、このお店が一番人気じゃないですか」
「朝食と言えばゴハンよりもパンじゃないですか」
「円安が進んでいるじゃないですか」

など、相手に何か主張する際に、「~じゃないですか」を語尾にされるケースが見られます。

「~じゃないですか」は、元々、例えば誰かに意見を聞かれた際、その答えに自信がない場合や、どうでもよい質問だった場合に、使うことが多い語尾です。
それを、自分の主張の際や、一般的に言われている内容を話す際の語尾として使うと、とたんに、押しつけがましい言い方になってしまいます。

思わず、「~じゃないですか」って、いつ、どこで、誰が言ったの?
「本当にそうなんですか?」と突っ込みたくなってしまいます。

3)なぜ語尾上げするのか?

ただ、語尾上げや「~じゃないですか」が目立つようになったのは、ある意味、現代的な世相を表している気もします。

先ほど、断定する時や自信を持って話す時は「語尾を下げる」を書きました。
逆に言えば、語尾を下げることは、「断定=決めつけ」「自信=強い自己主張」につながると、感じる方が多いのかもしれません。

今の世の中、一人一人、価値観が異なり、これが絶対的に正しいという「正解」がなかなか見つかりません。

語尾上げ言葉や「~じゃないですか」を使ってしまうのは、そのような世相の中で、

断定的な言い方を避け、柔らかい印象にしたい。
相手に、決定を委ねる(判断を任せる)ことで、相手に対して謙虚な気持ちを表したい。

そんな気持ちの表れなのかもしれません。

ただ、本人としては、「決めつけない」「謙虚さ」として使っている口調が、実は、相手に不快感を与えている…そのような可能性が無いとは言えません。

定期的に、自分自身の会話を録音し、点検するのがお勧めです。

4)語尾を直すには強い意志が必要

では、語尾上げ言葉や「~じゃないですか」をどうやって直すのか?
ということですが、正直な話、かなりハードルが高いと思います。

語尾は、ほとんど無意識に出ている場合が多く、気になる段階で、その人自身の話し方のスタイルになっているケースが多いのです。

また、誰か知人(尊敬している人や好意を持っている方)に感化されて、その語尾になっている場合も多く、一朝一夕に直るものではありません。

語尾上げを直したい場合、「語尾を直そう」という、かなり強い意志を持つ必要があります。

その上で、同じ内容の文章を、「語尾上げで読み上げる」パターンと、「語尾上げでではなく読み上げる」パターンで、何度何度も繰り返し読むのがお勧めです。
自分で、意識して読み上げることで、語尾を意識的に調整できるようになってきます。

もちろん、そういった練習時や、普段の会話を録音し、自分で聞いて確認することも重要です。

5)まとめ

今回は、語尾上げについて書かせていただきました。

語尾上げや「じゃないですか」は、話す側としては、断定を避け、謙虚な気持ちで使っている可能性があります。
しかし、聞かされる側からすると、「自信の無さ」や「優柔不断」な態度に見えたり、あまり良い印象ではありません。

直すには、直そうという強い意志が必要になりますが、その前にまず、自分自身の話し方を録音して、調べてみることをお勧めします。

 

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