話が続かない時の対処法|インタビュー・ヒアリング編

皆さんこんにちは!
オンライン話し方教室「ツタバナ」塾長の梶原しげるです。

以前のブログで、人と会話している時に話が続かない…という場合の対処方法をお届けしました。

今回は、インタビューやヒアリングを行う際に、話が続かない時の対処方法について取り上げたいと思います。

インタビューについては、実はアナウンサーになりたての頃に、苦い経験をしました。
人と話すことを深く考えるきっかけにもなったことですが、その時の経験も踏まえながら、書かせていただきます。

話が続かない時の対処法|インタビュー・ヒアリング編

【目次】
1)雑談と本論の繰り返し
2)相手が出してくれるネタを信じる
3)忘れてはいけない「相手の話を聞きに来た」
4)まとめ

 

1)雑談と本論の繰り返し

インタビューやヒアリングを行う際、相手への質問を事前に準備して臨むことと思います。

何のためにインタビューをやヒアリングを行うのか?
その目的に合わせて、質問内容を準備するのが一般的でしょう。

つまり、どのような内容を引き出したいのか?
何を聞くことができれば、終了なのか?

事前に考えておきます。
そして、これを「本論」とした場合、そこから外れる内容は、「雑談」と言えます。

良いインタビューというのは、この「本論」と「雑談」を交互に繰り返しつつ、相手から話を引き出して行くものだと思います。

もちろん、目的を達成することだけを考えれば、「本論」だけでスッキリ終わらせる方が効率的です。
しかし、一見無駄とも思えるような「雑談」に、その人の人間味が感じられる瞬間があります。

また、あらかじめ自分が用意した話題だけに終始してしまうと、会話が盛り上がらず、平凡なものに終わってしまいます。

最初から最後まで「本論」に終始するのではなく、時には脱線し、「雑談」を楽しむこととで、相手との距離も近づき、新たな発見が得られます。

インタビューで話が続かないという場合、この「本論」だけに終始している場合が多いです。
用意した質問だけでなく、雑談も楽しむ余裕が、話が続くコツと言えるでしょう。

2)相手が出してくれるネタを信じる

私は職業柄、いろいろな方にインタビューさせていただきました。

作家の五木寛之さんや渡辺淳一さんは、書くだけでなく、話す方も非常に上手です。
話題も豊富で、ちょっとした雑談から、これは、と思わず唸るような話がぽろっと出てきます。

そうした、ぽろっと出てくる話題は、私が下手に質問するよりも、よっぽど面白い場合が多々あります。

ですから、○○○○○を聞かなきゃ!と気負って行くよりも、相手の話のネタを信じて、聞き手に回る方が良いインタビューになることもあるのです。

インタビューとして、何を聞かなければいけないのか?
何を聞くことができたら次に行くのか?

これだけをしっかり決めておき、後は、相手が繰り出して来る話題に任せる…そんなインタビューも良いものです。

話が続かない…とお悩みの方は、思い切って、相手が出してくれるネタを信じて聞き手に回ってみてはいかがでしょうか?

もちろん、お互いが沈黙する…という結果になる可能性もありますが…。

3)忘れてはいけない「相手の話を聞きに来た」

ただ、そのような境地に至るまでには、私もいろいろな失敗をしました。

駆け出しアナウンサーだったころ、さまざまな人にインタビューを行う番組を担当したことがあります。
私は毎回毎回、ゲストの情報を細かく調べて、どういう順番で何を聞こう…という組み立てをしっかりと行っていました。

そして当日、調べてきたことを一方的に捲し立て、計画通りに質問をどんどんぶつけていきました。
自分自身の立てたインタビューの設計図に固執し、そこからちょっとでも話がズレようものなら、無理やり話を元に戻そうとする…。

今思えば紅顔の至りですが、質問を一生懸命考え、問いかけたのに、相手の話を全く聞いていないのです。
その結果、ゲストの表情は硬くこわばり、番組は全く盛り上がらず、あっという間に打ち切りとなりました。

最も基本的なことである

インタビューは、相手の話を聞くもの

を全く理解していなかったゆえの失敗です。

そもそも、相手の話を聞くことは自分にとっても面白いこと。
当初、考えていたのと、全く違う展開になれば、それは面白いことなのです。

インタビューする相手に興味関心を持っていれば、自分の知らない話が出れば、逆に、どんどんその話に乗っかっていけるのです。

もちろん、インタビューやヒアリングには、目的があります。
そこから大きく逸脱すると、本末転倒になってしまいます。

しかし、インタビューに臨む際は、何を聞けたらOKなのか、それだけ意識しておき、後は話の展開に任せる。

そのぐらいの余裕を持つ方がお勧めです。

4)まとめ

やや、話が脱線しましたが、インタビューでは、本論だけでなく雑談も楽しむこと。
そして、自分が準備した設計図に囚われず、むしろ積極的に相手のネタに乗っかり、話の聞き手になることが重要です。

そうすれば、インタビューは盛り上がりますし、話が続かないなんてことはそうそうありません。
逆に、アナウンサーデビュー当時の私のように、用意してきた内容を話し続けるインタビューは、話は続きますが、良いインタビューとは言えません。

インタビューで相手の話を聞くことは楽しいこと。
インタビューやヒアリングを行う際は、ぜひ、そのことを頭のどこかに置いておいてくださいね。

 

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